家政学会はどのような活動をしているのですか?
家政学会は、会員が研究成果を発表する場として毎春、全国大会を開催し、家政学に関する研究論文と最新の情報を掲載する学会誌を月刊で発行しています。優れた成果を上げた会員には学会賞、奨励賞を授与し、公益信託助成基金により若手研究者を支援しています。また、学会が蓄積している情報をシンポジウム開催や書籍出版を通して積極的に公開し、人間生活の充実・向上のために社会的貢献を推進しています。
国内外の関連学会との連繋・協力も活発に行なっており、アジア地区家政学会はその創設に大きな役割を果たし、第1回国際会議(1983年、東京)、第10回国際会議(1999年、横浜)を主催しました。国際家政学会には役員や評議委員を送り、2004年には世界各国から1000名を越える参加者を得て第20回国際家政学会議(京都)を開催しました。2005年には韓国衣類学会(KSCT)とのJoint Conferenceをソウルで共催するなど、家政学を通して国際協力や国際的情報の交換や調査を行っています。